つまり、EDは男のシンボル「ペニス」そのものの異常ではなく、
神経系や血管系の異常であって、不眠症やうつ病、あるいは高血圧
や糖尿病と言った成人病と全く同じなのです。事実、うつ病や強度
の不眠症などの精神疾患がEDの引き金になっている事は少なくあり
ませんし、過去の性交渉に関する失敗や恐怖感がトラウマとなって
発症している場合もしばしばです。又、日常生活で強いストレスを
感じた時や性交渉に関する極度の不安や緊張を察した時に、軽傷ED
になる人もいます。こうしたEDを「心因性ED」と言い、ED患者の
約80%を占めています。加えて、うつ病患者の約50%がEDを併発
しているそうですよ。
EDの治療法には大きく分けて「心理療法」「行動療法」「薬物療法」
「補助器具療法」「外科的療法」の5つがありますが、心因性EDの
場合は、まず心療内科のドクターを中心にした心理療法から取り組み
ます。最初に要因となっているトラウマやコンプレックス、ストレス
などを見つけ出し、カウンセリングによってそれらを徐々に
取り除いて行きます。
そして、ある程度落ち着いたところで、次第に性的空想や感覚集中
訓練法などを加え、マスターベーションが出来るようになるのを
第一の目標にします。重度の精神疾患から発症している場合は、
抗うつ薬などの薬物を使用する事もありますが、薬の服用なしで
完治する人も多いそうです。従って、日本のED患者のうち約8割の
男性はこの心因性EDなのですから、早期に対処すればするほど、
短時間で、且、安易に完治出来る訳です。