よく仮性包茎の男性は早漏気味であると言われますが、実際「早漏」には、
”射精のコントロールが苦手で、本人が望む以前に射精が起こる場合”と
言う定義があります。しかし、その度合いは様々で、挿入してから数階の
ピストン運動が可能な人もいれば、挿入前に射精してしまう人もいるようです。
確かに直接的な原因は性感覚の過敏症なのですが、実際問題、射精直前の
独特の感覚を察知して刺激を止め、射精反射をコントロールするコツが
掴めないために発症する訳で、日頃の包皮の状態には殆ど関係ないとされて
います。そのため、治療も「ストップ・スタート法」や「スクウィーズ法」
などと言ったコントロール能力を養うための訓練のようなものが中心で、
重症になると薬物投与も用いられますが、早漏の治療において、包茎の改善
と言うのは一切行われません。この事からも判るように、仮性包茎と早漏
との因果関係と言うのは、医学的には全く認められない事になります。
一方、「腟内射精障害」はその字のごとく、膣内での射精が困難な状態を
言います。患者さんの多くはマスターベーションでなら射精出来るので、
内側に潤滑剤を垂らして膣内と似たような状態を作ったコンドームを使用し、
軟らかいグリップでもピストン運動を繰り返す事によって射精を促せる
ように訓練します。この治療法を「コンドームマス法」と言い、時より
早漏の訓練にも用いられる事があります。この膣内射精障害は、いつも
同じような状態や条件でのマスターベーションを繰り返しているうちに陥る
事の多い病だそうですよ。